確かに、転勤族の妻が正社員で働くというのは非常に難しいですが、方法はあります。
この記事では、転勤族の妻が正社員で働く方法を、転勤族の妻経験者がご紹介します。
正社員にこだわらない場合はこちらをご覧ください。

結論から言うと、転勤先で新たに正社員になりたいなら、フルリモートの正社員の求人を探すのがおすすめです。
好きなところから読める目次
転勤族の妻が正社員で働く2つの方法
転勤族の妻(=転妻)が転勤先でも正社員として働く方法は大きく分けて2つあります。
- 配偶者同行制度を利用する
- フルリモートの正社員の求人を探す
では、詳しく紹介していきます。
① 配偶者同行制度を利用する

国家公務員や大企業に勤務する正社員であれば、配偶者同行制度を利用することができる場合があります。
配偶者同行制度というのは、配偶者が転勤になったときに、同じエリアにある支店に転勤できる制度のことを指します。企業によって制度名はさまざまであり、勤務地変更制度や、配偶者転勤エリア変更制度と呼ぶ場合もあります。配偶者同行制度がある企業の業種は、金融業や保険業多く、全体の7割を占めます(参考文献)。
ただし、注意するポイントが3点あります。
- 国家公務員や大企業に務める正社員に限定される
- 転勤先にも支店がある場合に限られる
- タイミングや職種が合う保障がない
配偶者同行制度があるのは、国家公務員や全国展開している大企業に限られます。それに、もともと正社員として勤務していないと利用できません。
また、配偶者の転勤先に支店があれば良いですが、その場所に支店があるとも限りません。したがって、制度があってもうまく利用できないケースがあるのです。
さらに、制度を利用する必要性が生じたときに、必ず利用できる企業もあれば、転勤先の支店に空きのポストがでないと利用できないケースもあります。つまり、制度があってもタイミングや職種によっては利用できない可能性があるということです。
したがって、配偶者同行制度というのは、ごく限られた人しか利用できない制度なのです。
② フルリモートの正社員の求人を探す

正社員になるもう一つの方法は、フルリモートOKの正社員として働くことです。
フルリモートであれば、場所が変わる影響がありませんから、いつまで同じ職場で働けるかを心配されることが無いので、転勤がデメリットになることがありません。
フルリモート・正社員の求人は非常に少ないですが、最近少しずつ増えてきています。
下記の3つの求人サイトで探せます。
レバテックフリーランスで探す
- クラウドテック
で探す
- Reworkerで探す
上記のサイトについて知らない人が多いのではないでしょうか。それぞれ説明します。
ここで、求人を検索するときの注意点があります。
求人検索するときに、検索項目やタグとして、「正社員」「リモートワーク可」を選択できる場合もありますし、フリーワードとして入力する場合があります。どちらも、やってみることをおすすめします。
また、在宅ワークを探すときの検索ワードは色々あります。例えば、「在宅勤務」、「リモートワーク」、「テレワーク」、「在宅ワーク」です。色々な言葉で検索してみましょう。
レバテックフリーランスで探す

レバテックフリーランスは、フリーランスに特化した転職エージェントです。
特徴としては、下記の3つです。
- フリーランス業界最大級
- 高単価が多い
- エージェント制なので、コーディネーターによるサポートが手厚い
特にエンジニアやデザイナー経験者は、高単価のWeb系のフリーランス案件が狙えるエージェントです。
クラウドテックで探す
クラウドテックは、日本最大級のクラウドソーシングサービスであるクラウドワークスが運営する、フリーランサー向けの求人サイトです。
こだわり条件で検索すると、フルリモートで、かつ正社員を目指せる求人は700件あります。
フルリモートだと最初から正社員を目指せる求人は少ないかもしれませんが、3ヶ月程度の契約後に認められれば正社員になれる可能性があります。
\1分で無料登録可能/
Reworkerで探す

Reworkerはリモートワークや時短勤務など、新しい働き方の求人のみを取り扱っている求人サイトです。
働き方: リモートワーク可 / 特徴: 正社員 という条件で求人で探すと、60件ありました。エンジニア、デザイナー、事務などの求人があります。すべての求人数が141件(2019年9月現在)と多くはないですが、自分のライフスタイルに合った多様な働き方を選ぶことができます。
下記3つの求人サイトをご紹介しました。
レバテックフリーランスで探す
- クラウドテック
で探す
- Reworkerで探す
案件件数が多い、クラウドテックをまずは登録しておき、
\1分で無料登録可能/
それと同時に、高単価案件が多いレバテックフリーランスにチャレンジするのが良いのではないかと思います。
\フリーランスに特化した転職エージェント/

転勤族の妻が正社員に復帰するためには

もし、配偶者同行制度も利用できない状況で、フルリモート正社員も合わないという場合でも、転勤から戻ってきた後に正社員を目指すという方法があります。
転勤族にもいろいろな種類があって、下記の2つのパターンがあります。
- 数年おきに何度も転勤が続くパターン
- 数年転勤したら、元の場所に戻ってくるパターン
後者のパターンの場合は、転勤の間の数年は正社員を諦め、戻ってきたときに正社員になるという選択肢があります。その場合に転勤中はどうすればよいか、まとめました。
大きく分けて2つあります。
- 転勤の間は派遣でキャリアを継続
- 再雇用制度を利用
それぞれ、解説します。
① 転勤の間は派遣でキャリアを継続する
転勤の期間が終わった後に、元の場所に戻ってくるという前提がある場合は、転勤期間中は派遣などで同業種のキャリアをつないだり、今後の仕事に役立つ資格取得に専念するという手段もありますよね。
転勤が終わったあとに再就職を試みるときは、一時的なキャリアの断絶が転勤のためであったことを伝えましょう。事情は理解してもらえます。
正社員にこだわらない場合の転勤族の妻の仕事の探し方についてはこちらの記事に書いてますので参考にしてみてください。

転勤族の妻が持っていると良い資格についてはこちらを参考に。

② 再雇用制度を利用する
配偶者同行制度が無い企業の一部には、再雇用制度がある企業もあります。再雇用制度というのは、配偶者の転勤などにより退職した場合に、再雇用してもらえる制度です。
再雇用制度がある場合は、本人が希望する限り、多くの場合はほぼ再雇用になるようです。
似たような制度として、配偶者同行休業制度というのがあります。同制度は多くの場合、配偶者が海外に行く場合に適用されます。配偶者の海外転勤の間は、同行して休業することができる制度で、この制度がある企業もかなり限られています。
さいごに:なぜ正社員が良いのかをよく考えてみて

転勤族妻が正社員として働くにはどうすればよいかを解説してきましたが、最後に確認してほしいポイントがあります。そもそも、なぜ正社員になりたいのかをよく考えてみてほしいのです。
- 給与が良いから
- 安定しているから
- 仕事内容が良いから
- 福利厚生が良いから
正社員は安定しているところが良いと言われます。しかし、終身雇用制度は崩壊しつつあるので、どの会社も本当の意味では安定とは言えません。
自分が正社員を望む理由を自分で分析してみて、その条件を満たす仕事を探しましょう。
- 給料を上げたい → 在宅でも稼げます(月7桁稼ぐアフィリエイターもいます)
- 安定したい → 正社員だからといって安定とは言えません。むしろ変化に対応できる仕事を探しましょう。
- 派遣という立場が嫌い → デザインやプログラミングなど、自分の得意な技術で差をつけましょう。
- 仕事内容 → 自営業や在宅ワークなら自分の思い通りです。
という具合です。
また、正社員というのは、デメリットもあります。
- 拘束時間が長い
- 責任が重いのでストレスがかかる
- 家事育児も含めると負担が多いケースが多い
- 子供が病気の時も休めない
自分の優先順位を明確にして、自分が望むものに近い仕事を見つけるのが一番だと思います。
すでに勤務している会社で正社員を続けたい場合は、夫に単身赴任してもらって、その地に留まるということも考えられます。
というように、もし夫と一緒に転勤した上で正社員で働きたいと思う場合は、クラウドテックやレバテックフリーランスで、リモートワークの正社員の求人を探してみましょう!
リモートワークであれば、正社員であっても
- 通勤時間がかからない
- 在宅なら合間に家事をすることも可能
- ある程度自分のペースで進められる
- 人間関係にあまり悩まなくて済むので、ストレスが少ない
というメリットがあり、正社員のデメリットがほぼなくなります。
私自身も転勤族の妻であり、在宅ワーカーなのですが、在宅ワークは非常に働きやすいです。
\1分で無料登録可能/
\フリーランスに特化した転職エージェント/



ブログ村に参加しています。応援クリックよろしくおねがいします。
にほんブログ村