やることリストをPDFで手に入れたい。
そんな疑問にお答えします。
家族のいる引っ越しってやることがいっぱいあって大変!出来れば効率よく進めたいですよね。
この記事では、引っ越しが決まった日から引っ越し後までのすることリスト(日程順)を、結婚して3回引っ越し経験がある転勤妻が解説します。
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引っ越しが決まって何をすればいいのか悩んでいる人はぜひご覧ください。
好きなところから読める目次
引っ越しが決まったら早めにすること
ここでは、引っ越しが決まったら早めにすることについてまとめました。
- 引っ越し業者に見積もりを依頼
- 現住居の退去手続き&駐車場の解約手続き
- 転校、転園手続き
- 習い事の退会手続き
- 固定電話&インターネットの手続き
それぞれ解説していきます。
引っ越し業者に見積もりを依頼
引っ越しすることが決まったら、まず引っ越し業者に見積もりを依頼しましょう。
その時のポイントは、最低でも3社の相見積もりをとること。
あまり、多すぎても対応が大変になるので3、4社で十分だと思います。
比較しやすいよう同じ条件で見積もりをしてもらいましょう。
引っ越し業者によって、特徴やサービス、費用が異なってきます。
各社を比較して選ぶと、自分達家族に合うのはどこかが検討しやすいと思います。
私の経験では、見積もりをとる時に「他にも何社かに見積もりをお願いしています」と伝えると、値下げ交渉しやすいですよ!
引っ越し日の予約は、早い者勝ちでその日に空きがなければ、引っ越しはできません。
繁忙期の引っ越しは予約がすぐ埋まってしまいますので、引っ越し日の希望日があるようならなるべく早めに業者を決め、予約することをおすすめします。
現住居の退去手続き&駐車場の解約手続き
賃貸住宅に住んでいる場合、管理会社または大家さんに退去する旨を連絡し、必要な手続きをおこないます。
鍵の返却のしかたや退去時の立ち合いが必要かなどについても確認しておきましょう。
また、駐車場を借りている場合は、駐車場の解約手続きも忘れずに。
転校、転園手続き
子供の小中学校の転校手続きは、
- 公立か私立か
- 引っ越し先が同一市区町村かそれ以外か
によって異なってきます。それぞれ役所や学校に確認して進めましょう。
高校の場合は、手続きだけではなく、編入試験も必要になります。
子供が小さく幼稚園や保育園に通っていた場合は、退園手続きとともに新居先での園探しも必要です。
幼稚園、保育園探しについては、別記事にまとめていますのでこちらも参考にしてください。


習い事の退会手続き
忘れてしまいがちなのが、習い事の退会手続き。
習い事によっては、「退会手続きはその月の〇日まで」と既定のあるところもあり、締切日を過ぎてから手続きすると翌月の月謝も支払わなくてはならなくなり、損してしまうことも。
忘れずに早めに退会手続きをしましょう。
固定電話&インターネットの手続き
新居での固定電話&インターネット開通工事の予約は、繁忙期には取りずらく日程がだいぶ先になってしまうこともあるので、早めに手続きをしておくと安心です。
固定電話については、新居のエリアによりNTT東日本かNTT西日本かを確認します。
インターネット環境については、建物のタイプによってインターネットのプランが異なったり、集合住宅の場合は既に利用できる環境が決まっていたりするので確認が必要です。
引っ越し2〜4週間前にすること
次に、引っ越し2~4週間前にすることについてまとめました。
- 不要な荷物の処分
- 新居のレイアウト検討
- 引っ越しまでに使用しないものの梱包
- 新居周辺のホテルの予約(引っ越しの距離が100kmを超える場合)
- 転居はがきの用意
- 冷蔵庫の中を整理
それぞれ解説していきます。
不要な荷物の処分
引っ越し時に荷物が多いと梱包も新居での荷解きも大変です。
引っ越しを機に所持品を見直し、不要なものは思い切って処分してしまいましょう。
不要なものは、以下の3つにわけます。
- 捨てるもの
- 譲るもの
- 売るもの(リサイクルショップやメルカリなどのフリマアプリを利用)
捨てるものは、引っ越しまでに捨てられるようゴミの回収日を事前に確認しておくと安心です。
粗大ごみは、住んでいる市区町村のルールに従って処分するか、業者に依頼します。
申請が必要だったり、処分場にもちこまなくてはならないなど手間や時間がかかるので、早めに取り組みましょう。
新居のレイアウト検討
新居のレイアウトは事前に考えておくことをおすすめします。
レイアウトを決めておかないと、新居に荷物を搬入する時に引っ越し業者さんに聞かれても適当に家具&家電を配置することになってしまいます。
大型家具&家電は後で配置を変えるのは大変です。
冷蔵庫や洗濯機、ベッドなど大型家具&家電は、新居に配置できるか、搬入可能かについても確認しておきます。
そのために、新居の部屋や入口等の寸法をあらかじめ測っておきましょう。
事前にレイアウトを考えることで、新たに購入が必要なものや不要なものがわかるので引っ越し準備がしやすくなります。
引っ越しまでに使用しないものの梱包
段ボールやガムテープなど梱包資材は、引っ越し業者が用意してくれることが多いです。
梱包資材を受け取ったら、季節外れの洋服や読まない本など引っ越しまでに使用しないものから、どんどん梱包してしまいましょう。
段ボールに『入っているもの』と『収納する部屋』を記載しておくと荷解きする時に効率よく進められます。
新居周辺のホテルの予約(引っ越しの距離が100kmを超える場合)
引っ越しの距離が100kmを超えると、荷物積み込みの翌日以降に新居へ搬入することが多いです。新居周辺のホテルを予約しておきましょう。
転居はがきの用意
引っ越し前後は、やることが多く時間がとれないため、時間のあるうちに転居はがきの作成をしておきます。
冷蔵庫の中を整理
冷蔵庫の中身を計画的に消費していきましょう。生ものから順番に消費し、長期保存できるもの以外は、引っ越しまでに使い切るようにします。
引っ越し1〜2週間前にすること
次に、引っ越し1~2週間前にすることについてまとめました。
- 役所の手続き
- ガス、水道、電気の手続き
- 各種サービスの手続き
- 郵便物の転送手続き
- 火災&地震保険の手続き
- 引っ越しの挨拶の手土産を用意
それぞれ解説していきます。
役所の手続き
役所では、主に以下の手続きをおこないます。
同じ市区町村内の引っ越しであれば、手続きは必要ありません。
- 転出届
- 印鑑登録廃止
- 国民健康保険の資格喪失届
- 児童手当の受給事由消滅届
- 乳幼児医療費助成、子ども医療費助成受給資格消滅届
転出届は、2週間前から手続き可能なので、役所での手続きは他の手続きとまとめてやってしまうことをおすすめします。
必要なものは、役所のHPで確認するか電話で直接確認しましょう。
また、引っ越し先で必要な書類についてもこのタイミングで入手しておくと楽です。
ガス、水道、電気の手続き
それぞれ、役所や業者へ電話やインターネットでガス、水道、電気の停止&開始手続きをおこないます。
ガスについては、新居のガスの種類を事前に確認して連絡します。開栓には、立ち合いが必要なので引っ越し日時を考慮し、設定しましょう。
各種サービスの手続き
利用している各種サービスの停止や住所変更も忘れずにおこないます。
- NHK
- 新聞
- 子供の通信講座
- 食材などの宅配サービス
- メルカリなどのフリマアプリ
などです。
自分がどんなサービスを利用していたかを確認するには、
- 最近届いたメールのチェック
- 最近届いた郵便物のチェック
- スマホのアプリのチェック
をしてみてください。
郵便物の転送手続き
郵便局へ転送手続きをしておけば、古い住所へ送られた郵便物を1年間、新居へ転送してくれるので安心ですね。
最寄りの郵便局で手続きできますが、時間のない方はインターネットでも可能です。
火災&地震保険の手続き
火災&地震保険は、賃貸か持ち家か、エリア等の条件で料金が異なります。
現在の保険が引継ぎ可能かを確認すること。
引継ぎができなかった場合は、新居での保険を検討する必要があります。
解約した保険の残り期間分の料金は返金されますのでご安心を。
引っ越しの挨拶の手土産を用意
会社、ご近所、その他お世話になった方用に用意します。
また、新居先のご近所への手土産も一緒に準備しておくと楽ですよ。
引っ越しの挨拶におすすめのお菓子については、別記事にまとめていますのでこちらも参考にしてください。

また、お子さんがいる場合、学校や園などで送別会を開いてくれることもあります。その時は、文房具など簡単なお礼を用意してもよいでしょう。
引っ越し3〜4日前にすること
次に、引っ越し3~4日前にすることについてまとめました。
- お世話になった方に挨拶
- PCのバックアップ
- 直前まで使用するもの以外を梱包
お世話になった方に挨拶
仕事でお世話になった方やご近所の方、お友達などに引っ越しの挨拶をして、気持ちよく旅立ちたいですね。
PCのバックアップ
引っ越しの作業でPCの破損、故障してしまうことがあるかもしれません。
PCのデータは念のため、バックアップをとっておくことをおすすめします。
直前まで使用するもの以外を梱包
最低限の着替え、洗面用具、寝具等、引っ越し直前まで使用するもの以外は、すべて梱包しておきましょう。
引っ越し前日にすること
次に、引っ越し前日にすることについてまとめました。
- 冷蔵庫の水抜き
- 洗濯機の水抜き
- 石油ストーブの灯油抜き取り
- 自分達で運ぶ荷物の準備
- 引っ越し当日の飲み物&食べ物を準備
それぞれ解説していきます。
冷蔵庫の水抜き
引っ越し時に水が漏れたりすることのないよう、冷蔵庫のコンセントを抜き、水受けトレイにたまった水を捨てておきます。
また、冷蔵庫の中身を空にしておきましょう。
冷蔵庫が使用できなくなるため、引っ越し前日や当日は食事をどうするかについても事前に考えておく必要があります。
料理をすると生ごみが出たり、食器の梱包がぎりぎりになってしまうので、出前や外食、テイクアウトなどでしのぎます。
洗濯機の水抜き
冷蔵庫も同様に引っ越し時に水が漏れたりすることのないよう、水抜きをしておきます。
給水ホース、排水ホースの水抜きも忘れずに。
石油ストーブの灯油抜き取り
石油ストーブに灯油が残っている場合、引っ越し業者には運んでもらえません。
事前に灯油を使い切り、最後に空焚きをしておきます。
自分達で運ぶ荷物の準備
引っ越し当日、自分達で運ぶ荷物の準備をします。
- 貴重品
- 必要な書類
- ホテルに宿泊する場合に必要な着替え、身支度道具
- 新居先のご近所への手土産
- 新居ですぐに使用したいもの(子供の暇つぶしのおもちゃ、トイレットペーパー、ぞうきんなど)
引っ越し業者さんに誤って積まれてしまうことのないよう、わけておきましょう。
引っ越し当日の飲み物&食べ物を準備
引っ越し当日は、バタバタしているので飲み物や食べ物を買いにいく暇もなかなかありません。
特に子供がいる場合は、長い時間待っていると飽きてしまうので、ちょっとした菓子パンやお菓子などを用意しておくといいと思います。
引っ越し当日にすること
次に、引っ越し当日にすることについてまとめました。
- 当日に使用した荷物を梱包
- 部屋の掃除&忘れ物がないかチェック
- 立ち合い
それぞれ解説していきます。
当日に使用した荷物を梱包
洗面道具など当日に使用した荷物を梱包します。
引っ越し業者さんが来る前に梱包を終えておきましょう。
部屋の掃除&忘れ物がないかチェック
引っ越し作業が終わったら、部屋の掃除をし、忘れ物がないかチェックします。
最後に電気のブレーカーを落としておきましょう。
立ち合い
ガスの停止や家の退去時の確認など立ち合いが必要であれば、引っ越し作業の時間を考慮しつつ、おこないます。
引っ越し後に早めにすること
次に、引っ越し後に早めにすることについてまとめました。
- ご近所への挨拶
- 役所での手続き
- 転入、転園手続き
それぞれ解説していきます。
ご近所への挨拶
ご近所への挨拶は、出来れば搬入作業が始まる前にすませましょう。
賃貸の場合は上下左右の4軒、一軒家の場合は向こう3軒隣に挨拶するのが一般的です。
役所での手続き
役所では、主に以下の手続きをおこないます。
- 転入届
- 国民年金の住所変更
- 国民健康保険の加入
- マイナンバーカードの住所変更
- 児童手当の認定申請
- 乳幼児医療費助成、子ども医療費助成の申請
- 運転免許証の住所変更
下記は人や市町村によって異なるもの
- 乳幼児検診票&予防接種券の再交付手続き
- ペットの登録住所変更手続き
- 印鑑登録
- 自動車登録変更、車庫証明の発行
転入届や児童手当の認定申請など、役所手続きは、引っ越し2週間以内におこなわなければならないものが多いのでまとめてやってしまいましょう。
必要なものは、役所のHPで確認するか電話で直接確認しておくことをおすすめします。
転入、転園手続き
子供の学校の転入、転園の手続きをおこないます。
手続きが完了するまで学校に通うことができないので、なるべく早く手続きをしましょう。
また、体操服や上履きなど学用品は、学校によって異なるものもありますので、出来れば事前に確認し、用意しておきたいところです。
すべて用意するとなると費用もかかってしまうので、そのまま使用できるものはないか転校先の学校に聞いてみるといいと思います。
引っ越し後1ヶ月以内にすること
- 転居はがきを出す
- 住所変更
転居はがきを出す
転居はがきを出します。引っ越しの時期によっては、年賀状で転居をお知らせしてもいいと思います。
住所変更
各種、住所変更をおこないます。
- 銀行
- 生命保険・健康保険
- 自動車保険
- クレジットカード
- 携帯電話
- 利用している通販サイト
など
まとめ:引っ越しやることリストを活用してスムーズな引っ越しを!
引っ越しは、一大イベント。
その中でも、ファミリー世帯の引っ越しは、やることがたくさんあって大変です。
やり忘れや二度手間など後で後悔しないよう、引っ越しやることリストを活用して、効率よくスムーズに引っ越しができるといいですね。