この記事では、保育園の見学のときにチェックした方が良いポイントをまとめました。
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保育園見学のチェックリスト:保育の質
保育園見学で確認すべきポイントの中で一番重要なのが、保育の質に関連した下記のポイントです。
- 見学に対してオープンであるか?
- 保育士が見学中に挨拶できる余裕があるか?
- 園児がのびのびとしているか?
- 保育士の勤務環境は良いか?
- 保育士が継続的に働いているか?
- 運営母体が安定しているか?
- 常勤の看護師はいるか?
- 園児同士のトラブル対応は適切か?
今まで、私が自分の子どもを預けていた保育園と同じ区や市にある保育園で、園児への体罰事件のニュースが2件、女児へのいたずら事件のニュースが1件ありました。とても身近な場所で起きた事件なので、とても衝撃を受けました。
保育園での事件というのは、非常にまれとはいえ、決してあってはならないことなので、そういった可能性のある保育園でないことをよく確認しましょう。
オープンな保育園であるか?
私が見学した保育園では、見学でも教室への立ち入りがダメな保育園もありました。
オープンな保育園の方が安心感ありますよね。
また、見学は子供の様子を見れる時間にした方が良いと思いますが、お昼寝時間に来てくださいと言われることもあります。
これは保育士の先生が忙しいからということもあると思いますが、できれば子供たちが起きている時間帯に見学させてくれる保育園が良いなと思いました。
また、近くの公園に連れていくような保育園の場合は、その公園で偵察すると普段の様子がよく分かると思いますよ。
保育園が同業者(保育士)から評価されているか?
保育園で勤務する保育士さんが自分のお子さんを預けている場合、ほぼ間違いなく問題のない保育園でしょう。
または、同業者(別の保育園の保育士や幼稚園の先生)がお子さんを預けている場合も、同業者目線でいい保育園と判断されているということですから、この場合も安心感ありますよね。
今、私の子供たちが通っている保育園は上記に両方当てはまるので、安心して預けています。
私の場合はたまたま知ったのですが、もしさりげなく聞けるようなら、聞いてみてもいいと思います。
保育士が継続的に働いているか?
見学している保育園に勤務する保育士がどれくらい勤務しているかを聞いてみましょう。
保育士の離職率が高く、たくさん出入りがある場合は、なにか問題がある可能性ありです。
保育園見学のチェックリスト:保育園の保育方針
- トイトレ方針は?
- 食育方針は?
- 定期的な避難訓練があるかどうか?
トイトレ方針は?
これも今の時代まさか、と思われるかもしれませんが、私の見学したことのある保育園の中には、保育園にいる間は布おむつにしている保育園がありました。
布おむつは確かにおむつが外れるのが早くなる可能性がありますが、そのための労力を子供を見るのに使ってほしいな、と思うところです。
また、そういった保育園は往々にして、考え方が古かったりするので要注意です。
食育方針は?
子どもに苦手な食べ物があった場合、どのようにするか?ということも重要なポイントです。
根気よく食べることを勧めるのはとても良いことですが、食べるまでみんなが見守っていて、何が何でも食べないといけない状況にする方針の保育園もあります。
無理やり食べさせようとした結果、トラウマとなり、その食べ物がもっと嫌いになってしまっては元も子もありません。
したがって、保育園に見学した際は、苦手な食べ物があったときの対処についても聞いてみましょう。
保育園見学のチェックリスト:保育園の設備
- 駐車場・駐輪場のスペースは十分か?保育園から近いか?
- ベビーカーを置いておくことは可能か?
- 園庭の大きさは十分か?
- イベントは園内で開催されるか?(特に運動会)
駐車場・駐輪場のスペースは十分か?保育園から近いか?
保育園の中には、駐車場・駐輪場が少し離れている場合もあります。見学のときは保育園から駐車場・駐輪場の距離やスペースもよく見ておきましょう。
ベビーカーを置いておくことは可能か?
ベビーカーで保育園まで子どもを送った後、それを職場まで持っていっていたら大変ですよね?
したがって、保育中はベビーカーを置いておくことは可能なのかを聞くと良いです。
抱っこひもで行く場合、抱っこひもを置く場所が確保されている保育園もあります。その点も確認してみましょう。
保育園見学のチェックリスト:保育園の運営
次の見学ポイントは保育園の運営に関するものです。
- 運営時間は何時から何時までか?
- おむつ持ち帰りか?
- お昼寝は何歳クラスまであるか?
- 保育料の支払い方法は?
- 習い事はあるか?(私立保育園の場合)
- 行事の頻度は?
おむつは持ち帰りか?
オムツを持ち帰らなければならない保育園はまだ多いです。
感染リスクが上がるだけなので、最近はおむつ持ち帰りを止めようという動きがあります。
うんちを持ち歩く毎日……保育園で汚れたおむつの持ち帰り、なぜ?
できればおむつ持ち帰りじゃない保育園の方が良いですよね。
お昼寝は何歳クラスまであるか?
最近は、大きくなってくるとお昼寝しないようになる傾向があります。
4歳、5歳になるとお昼寝時間をとらない保育園は多いです。
中には3歳クラス(年少クラス)からお昼寝無しという場合もありますし、4歳・5歳クラスでもお昼寝ありの場合もあります。
お昼寝ありだと、夜寝る時間が遅くなる傾向があります。
逆にお昼寝無しにしてしまうことで、夕方に眠ってしまい、リズムが崩れてしまうこともあります。
自分のお子さんに合っているかどうかを含め検討してみるといいと思います。
保育料の支払い方法は現金か?自動引落か?
今のご時世、保育料の支払いは銀行からの自動引き落としでしょう、と思いきや、まだ現金を封筒に入れるという方式の保育園はあります。
私が子供たちを預けている保育園はまさにそうです。
しかも子供ごとに小銭を用意しなくてはいけないので、そのために小銭を貯めたり、お釣りの多い買い物をしたりします。
それに毎月、引き落としの手数料がかかると損ですよね。
保育園を決めるときの決定的な判断材料になるほどのことではないですが、できれば避けたいですよね。
なので、参考までに保育料の支払い方法については確認した方が良いと思います。
習い事があるかどうか?
特に私立の保育園では、英会話や体育教室など習い事がある場合があります。
英会話は良いなと思いますが、スパルタ系の体育教室は子供の体育嫌いにつながらないかと心配になります。
子供が体育が得意なら良いですが、苦手な場合は要注意です。
保育園見学のチェックリストまとめ
保育園見学のときは下記のポイントをチェックしましょう。
- 見学に積極的かをチェック
- 保育士の勤務環境は良いか?
- 運営歴の長さは?
- 保育士が余裕のある対応ができているか?
- 園児がのびのびと笑顔でいるかどうか?
- 定期的な避難訓練があるかどうか?
- 駐車・駐輪スペースはあるか?園から近いか?
- 園庭の広さは十分か?
- おむつ持ち帰りの有無、お昼寝の有無をチェック
- 保育料の支払い方をチェック
- 習い事の有無をチェック
- 行事をチェック
- 保育園の方針に納得できるかチェック
保育園見学の際にリストを見れるように、A4サイズのPDFのチェックリストを作りました。ぜひご活用を!
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